コラム1|たるみ・老化のメカニズム|肌の構造からわかる変化と対策
顔の老化は「皮膚」だけの問題ではない
顔のたるみや老化は、皮膚のハリ低下だけが原因ではありません。
実際には、皮膚・脂肪・骨・靭帯といった顔全体の構造が同時に変化することで、老けた印象が生まれます。
図:顔の構造図|皮膚・脂肪・骨の関係
たるみが起こる本当の原因|構造レベルで解説
たるみは「余った皮膚」ではなく、支えの低下によって起こります。
骨吸収による支えの減少
加齢により上顎骨・下顎骨が吸収されると、脂肪や皮膚を支えきれなくなります。
脂肪の萎縮と下方移動
脂肪は減るだけでなく、下へ移動することで影や溝を強調します。
靭帯のゆるみ
靭帯がゆるむことで、重力の影響を強く受け、たるみが進行します。
図:顔のたるみ原因を示す構造変化の図解
骨吸収が顔の印象を変える理由
骨の変化は目に見えませんが、顔全体の立体感に大きく影響します。
図:中顔面の骨吸収による老化イメージ
脂肪萎縮と脂肪移動がもたらす影
脂肪が減り、位置が変わることで
- 頬こけ
- 口元の影
- フェイスラインの重さ
が生じます。
図:顔の脂肪萎縮と移動を示すイラスト
靭帯のゆるみと重力の関係
靭帯がゆるむと、皮膚や脂肪は重力に逆らえなくなり、たるみが固定化します。
図:顔の靭帯構造と加齢変化
老化の進行は「中顔面」から始まる
中顔面のボリュームロスは、ほうれい線や下顔面の老化を連鎖的に引き起こします。
症例:中顔面ヒアルロン酸注入(頬こけ改善)
下顔面の老化が”疲れ顔・老け顔”を決定づける
マリオネットラインやフェイスラインのたるみは、
中顔面・あご先の支え低下が原因で強調されます。
老化メカニズムを理解した上での治療戦略【院長コメント】
BiBiクリニックが重視する構造的アプローチ
BiBiクリニックでは、
治療前に「なぜ今そのたるみが出ているのか」を必ず評価します。
特に40代以降では、
ボリュームロスを補う治療を先行することが、
持続性と満足度を高める鍵になります。
写真:医師によるヒアルロン酸診察・治療設計シーン

院長コメント
マリオネットラインや口元のたるみ改善を目的に来院される方の多くは、
「その線にヒアルロン酸を入れたい」と希望されます。
しかし実際には、
線そのものではなく、中顔面や下顔面の構造の落下が原因であるケースがほとんどです。
骨吸収や脂肪萎縮により支えが失われると、
ほうれい線やマリオネットラインは結果として目立ちます。