下顔面(あご・フェイスライン)ヒアルロン酸とは?
下顔面(あご・フェイスライン)のヒアルロン酸注入は、顔の輪郭を整え、若々しい印象を取り戻すための構造的な美容治療です。単なる「形づくり」だけでなく、たるみの抑制、横顔の美しさ(Eライン形成)、口元の印象改善まで一度に整えることができます。
この部位は、顔全体の印象・輪郭・年齢感に最も大きく影響する重要なエリアです。骨格の土台を補正し、下垂した脂肪を支え、フェイスラインに張りを与えることで、正面からはスッキリとしたVライン、横から見ても美しいEラインを実現します。
BiBiクリニックでは、顎先・唇の下(オトガイ溝)・下顎角(エラの骨部分)・フェイスライン全体を、患者様の骨格・たるみ・左右差に合わせてオーダーメイド設計で注入。自然で違和感のない仕上がりを重視しています。
下顔面(あご・フェイスライン)ヒアルロン酸で多いお悩み・おすすめな方
こんなお悩みをお持ちの方に適しています
- 顎が小さく、口元が前に出て見える(Eラインが崩れている)
- フェイスラインがぼやけて、輪郭がはっきりしない
- 二重顎が気になる、首との境界が曖昧に見える
- 顔全体がたるんで見える、老けた印象が気になる
- 正面から見たときに顔が四角く、逆三角形のVラインに憧れる
- 横顔に自信が持てない、写真に写る横顔を改善したい
- 口元が「への字」に見える、口角が下がっている
特におすすめなのはこんな方
✔ 生まれつき下顎が小さい方
骨格的に下顎が小さいと、フェイスラインの支えが弱く、たるみが目立ちやすくなります。ヒアルロン酸で骨格レベルから補正することで、輪郭がシャープに整います。
✔ 加齢によるたるみが気になる方(特に40代以降)
骨の萎縮・脂肪の下垂・靭帯のゆるみが複合的に起こることで、フェイスラインは崩れやすくなります。構造的にボリュームと支えを補うことで、若々しい輪郭を取り戻せます。
✔ 唇ヒアルロン酸をご希望の方
唇の下(オトガイ溝)に同時注入することで、口角が下がりにくくなり、唇のデザインがより美しく安定します。
※ 顎・フェイスラインのたるみは、顎だけでなく「頬」や「目の下」のボリューム低下が関与していることも多くあります。当院では必ず顔全体のバランスを評価し、最適な注入設計をご提案いたします。
なぜ下顔面(あご・フェイスライン)は老けて見えるのか?
構造的背景を知る
下顔面の加齢変化:骨・脂肪・靭帯の萎縮と下垂が複合的に起こります
フェイスラインの崩れや顎の後退は、表面的な皮膚のたるみだけが原因ではありません。実際には、顔を支える「骨・脂肪・靭帯」という3つの構造すべてが加齢とともに変化することで起こります。
① 骨の萎縮(ボーンリソープション)
加齢に伴い、下顎骨は徐々に小さく、薄くなっていきます。特に下顎の前方部分(顎先)と下顎角(エラの骨部分)の萎縮が顕著です。骨が減ると、その上に乗っている脂肪や皮膚を支える土台が失われ、輪郭全体がぼやけて見えるようになります。
また、もともと下顎が小さい骨格の方は、若い頃から口元が前に出て見える、横顔のバランスが崩れやすいという特徴があります。
② 脂肪の減少と下垂
顔の脂肪は、加齢とともに「萎縮」と「下垂」という2つの変化を起こします。
- ジョールファット(口角横の脂肪)が下方に移動し、フェイスラインがもたついて見える
- 顎周辺の脂肪が減少し、骨張った印象や影が強調される
- 皮下脂肪が痩せることで、皮膚の支えが失われ、たるみが進行する
③ 靭帯・支持組織のゆるみ
顔の皮膚や脂肪は、靭帯(リガメント)という線維組織によって骨に固定されています。この靭帯が加齢で伸びたり、弱くなったりすることで、脂肪や皮膚が下垂しやすくなります。
特に下顔面では、マンディブラーリガメント(下顎靭帯)のゆるみが、フェイスラインのたるみやマリオネットラインの原因になります。
構造変化の連鎖
骨が萎縮 → 脂肪が下垂 → 靭帯が緩む → フェイスライン全体が崩れる
この連鎖を構造的に補正するのが、下顔面ヒアルロン酸の本質です。
※ 医学的補足
フェイスラインのたるみは、顎だけでなく「頬」「目の下」のボリューム低下とも深く連動しています。当院では、顔全体の構造を評価し、必要に応じて中顔面(頬・目の下)の同時注入もご提案しています。
BiBi式 下顔面(あご・フェイスライン)ヒアルロン酸設計
院長の設計思想
BiBiクリニックでは、下顔面のヒアルロン酸注入を「単なる形成治療」ではなく「顔全体の構造を支える土台づくり」として位置づけています。顎やフェイスラインは、顔の印象を決定づける最重要部位であり、ここを整えることでたるみ・口元の印象・横顔のバランスすべてが改善します。
① 正面と横顔の「両立設計」を最重視
下顔面の治療では、正面から見たときのVライン(逆三角形の輪郭)と、横から見たときのEライン(鼻・唇・顎が一直線に並ぶ美しいライン)の両方を同時に成立させることが不可欠です。
どちらか一方だけを重視すると、角度によって不自然に見えたり、顔全体のバランスが崩れたりする原因になります。そのため当院では、カウンセリング時に必ず正面・横顔・斜めの3方向から評価し、最も美しく見える注入ポイントと量を設計します。
② 「顎だけ」ではなく「中顔面」も同時評価
フェイスラインのたるみの根本原因は、顎だけにあるわけではありません。頬や目の下(中顔面)のボリューム低下が、フェイスラインを下方に引っ張っていることも非常に多くあります。
このような場合、顎に大量に注入するよりも、まず頬や目の下のヒアルロン酸で支点を作ることで、顔全体が自然にリフトアップし、顎への注入量も最小限で済むことがあります。
当院では、必ず「家の構造」に例えた全体設計を行い、柱(中顔面)→外壁(顎・フェイスライン)の順で整えることを基本としています。
③ 唇の下(オトガイ溝)への注入で口元全体を若返らせる
唇の下にある溝(オトガイ溝)は、口角を下げる筋肉(口角下制筋・オトガイ筋)の影響を強く受ける部位です。ここにヒアルロン酸を注入することで、以下の効果が期待できます。
- 口角が下がりにくくなり、「への字口」の改善
- 唇のヒアルロン酸の仕上がりが安定し、デザインが崩れにくくなる
- 口元全体が若々しく、明るい印象に
そのため当院では、唇ヒアルロン酸をご希望の方には、顎ヒアルロン酸もセットでご提案することが多くあります。
④ 年代別の設計思想
🔹20代・30代:形成・輪郭設計
この年代では、骨格的な悩み(顎が小さい、輪郭がぼやけている)を改善し、美しいEラインとVラインを作る「造形治療」が中心です。使用量は比較的少量(1〜2cc程度)で、シャープでスッキリとした印象に仕上げます。
🔹40代以降:たるみ改善・若返り
40代以降は、骨の萎縮・脂肪の下垂・靭帯のゆるみが複合的に起こるため、構造的な若返り治療が必要になります。顎先だけでなく、下顎角(エラの骨部分)やフェイスライン全体に分散注入し、顔全体のバランスを整えながら支えを作る設計を行います。使用量は2〜4cc程度になることもあります。
BiBi式設計の基本原則
- 正面と横顔の両方が美しく見える設計
- 顎だけでなく、中顔面(頬・目の下)も同時評価
- 唇の下(オトガイ溝)への注入で口元全体を若返らせる
- 年代・骨格・たるみ度に応じたオーダーメイド設計
- 自然で違和感のない仕上がりを最優先
※ 院長からのメッセージ
「顎・フェイスラインは、顔全体の印象を決める最重要部位です。だからこそ、単に『入れる』のではなく、骨格・たるみ・表情・年齢すべてを見極めた上で、最も自然で美しいバランスを設計することが何より大切だと考えています。」
下顔面(あご・フェイスライン)で使用するヒアルロン酸の種類と使い分け
当院で使用するアラガン社製ヒアルロン酸(ジュビダームビスタシリーズ)
下顔面(あご・フェイスライン)のヒアルロン酸注入では、「輪郭を作る」「支えを作る」という役割が求められるため、最も硬さと弾性が高いタイプの製剤を使用します。
やわらかい製剤では輪郭が作れず、横に広がって顔が太く見えるリスクがあるため、下顔面には不向きです。
当院で使用する主な製剤
ジュビダームビスタ ボリューマ
特性:中等度〜高度の硬さ、形状保持力が高い、リフト効果に優れる
主な使用部位:下顎角(エラの骨部分)、フェイスライン全体の支え作り
持続期間:約1年半〜2年
当院の使い方:骨格の土台を補正し、フェイスラインに張りを作る際に使用します。骨膜上(骨のすぐ上)に注入することで、自然な立体感と引き上げ効果が得られます。
ジュビダームビスタ ボラックス
特性:最も硬い、形成力が非常に高い、シャープなラインを作りやすい
主な使用部位:顎先、オトガイ溝(唇の下)
持続期間:約2年
当院の使い方:顎先をしっかり前に出したい、Eラインを明確に作りたい場合に使用します。特に骨格的に顎が小さい方、横顔を整えたい方に適しています。
製剤選びの基本原則
BiBiクリニックでは、「どの部位に・どの層に・どの製剤を使うか」を、患者様の骨格・たるみ・左右差・ご希望に合わせて個別に設計します。
- 骨格の土台を作る層:ボリューマ、ボラックス
- 輪郭のラインを整える層:ボラックス
- 自然な丸みを出す層:ボリューマ
※ 製剤は「部位」ではなく「層・役割・目的」で選ぶ
同じ「顎」でも、骨のすぐ上に入れるのか、皮下脂肪層に入れるのかで、最適な製剤は変わります。当院では、解剖学的知識に基づいた正確な層選択と製剤選択を徹底しています。
下顔面(あご・フェイスライン)ヒアルロン酸の
ダウンタイム・リスク・安全性
ヒアルロニダーゼ(溶解剤)を常備し、万が一のトラブルにも即日対応可能です
下顔面(あご・フェイスライン)のヒアルロン酸注入は、比較的安全性の高い治療ですが、ゼロリスクではありません。当院では、解剖学的知識に基づいた安全層・経路選択、少量分散注入、緊急時対応体制の完備により、リスクを最小限に抑えています。
想定されるダウンタイム
① 腫れ・むくみ
- 発生頻度:ほぼ全員に出現
- 持続期間:注入直後〜数日(長くて1週間程度)
- 対策:注入直後は製剤自体のボリュームと麻酔成分による腫れが目立ちますが、数日で自然に落ち着きます。アイシング(冷却)で軽減できます。
② 内出血
- 発生頻度:10〜20%程度
- 持続期間:1週間〜10日程度
- 対策:カニューレ(先の丸い針)を使用することで内出血リスクを低減していますが、完全にゼロにはできません。出た場合はメイクでカバー可能です。
③ 痛み
- 発生頻度:注入時に多少の痛みあり
- 持続期間:当日〜数日
- 対策:麻酔クリームやブロック麻酔の使用で痛みを軽減できます。ご希望の方はカウンセリング時にお申し出ください。
起こりうるリスク(稀ですが重要)
① しこり・凹凸
注入層を誤った場合や、均一に広がらなかった場合に起こることがあります。注入直後に医師がモールディング(手で均等にならす処置)を行うことで、ほとんどのケースで予防できます。
万が一発生した場合は、ヒアルロニダーゼ(溶解注射)で修正可能です。
② 左右差
もともとの骨格・筋肉・脂肪の左右差により、完全に左右対称に仕上げることが難しい場合があります。当院では、カウンセリング時に骨格・表情のクセを評価し、注入設計に組み込むことで、できる限り自然なバランスに仕上げます。
③ 血管塞栓(極めて稀)
ヒアルロン酸が誤って血管内に入り、血流を阻害する状態です。下顔面は比較的血管リスクが低い部位ですが、ゼロではありません。
当院の安全対策:
- 解剖学的に安全な層・経路のみを使用
- カニューレと鋭針の使い分け
- 注入スピードの厳密管理
- ヒアルロニダーゼ常備(即日溶解対応可能)
BiBiクリニックの安全管理体制
- ✔ 解剖学に基づいた安全層・経路選択
- ✔ カニューレ優先使用による血管損傷リスク低減
- ✔ 少量注入・分散注入による自然な仕上がり
- ✔ ヒアルロニダーゼ(溶解剤)常備
- ✔ 緊急時マニュアル完備・スタッフ教育徹底
施術後の注意事項
- メイク:24時間後から推奨(感染リスク低減のため)
- 洗顔・シャワー:当日から可能(注入部位は優しく)
- 入浴・サウナ・激しい運動:当日は控えてください(血流が良くなると腫れや内出血が悪化する可能性)
- 飲酒:当日は控えてください
- マッサージ:1週間は注入部位を強く押さないでください
※ 万が一、以下の症状が出た場合は速やかにご連絡ください
- 激しい痛み・腫れが引かない
- 皮膚の色が白く変色する、または紫色になる
- しびれ・感覚異常が続く
- 発熱・強い赤み
当院では、術後のアフターフォロー体制を整えており、ご不安なことがあればいつでもご相談いただけます。
効果の持続期間
下顔面(あご・フェイスライン)のヒアルロン酸は、比較的持続が長い部位です。
※ 体質・代謝・生活習慣により個人差があります。効果が薄れてきたと感じたタイミングで、追加注入をご検討ください。