首ヒアルロン酸とは? — ネックラインの質感改善
首ヒアルロン酸注入は、加齢とともに目立ちやすくなる首の横ジワ・凹凸・肌の質感低下に対し、皮膚の浅い層に専用のヒアルロン酸を細かく注入することで、ハリと滑らかさを取り戻す治療です。
首は顔と同じくらい年齢が出やすいエリアでありながら、ケアが後回しにされがちな部位です。首の横ジワが深くなると、どんなに顔を整えていても全体の印象が老けて見えてしまうという特徴があります。
当院では、首専用に開発されたジュビダームビスタ ボライトXCを使用し、肌質そのものを改善する設計を行っています。輪郭を作る治療ではなく、質感・ハリ・滑らかさを整える美肌治療として位置づけられます。
首ヒアルロン酸で期待できる効果
- 横ジワの浅層化・目立ちにくさの改善
- 皮膚のハリ・弾力の向上
- 凹凸のなだらかな補正
- 肌質感の若々しさの回復
首の変化は構造的な萎縮・下顔面のたるみとも連動しているため、単独での施術よりも、フェイスライン・顎との同時設計によって、より自然で美しい仕上がりが可能になります。
首ヒアルロン酸で多いお悩み・おすすめな方
首ヒアルロン酸を希望される方の多くは、40代以降の女性です。加齢に伴い皮膚が薄くなり、脂肪が萎縮し、筋肉の緊張が強くなることで、首の変化が一気に目立ちやすくなる年代だからです。
こんなお悩みをお持ちの方におすすめです
- 首の横ジワが深く刻まれている
- 首の皮膚が凹凸してゴワゴワに見える
- 首元が老けて見えると感じる
- 顔は整えているのに首だけが気になる
- 首の質感・ハリが失われてきた
- 縦ジワ・横ジワの両方が目立つ
- ダウンタイムが少ない方法で首を若返らせたい
首の変化が目立ちやすい方の特徴
- 首が長い・皮膚が薄い体質の方
- 急激な体重減少があった方
- 姿勢が前かがみになりやすい方
- 下顔面(フェイスライン・顎)のたるみが進んでいる方
- スマートフォンやパソコンを長時間使用する方
首の横ジワは、単なる皮膚表面の問題ではなく、皮下脂肪の萎縮・下顔面のたるみ・皮膚の薄さが複合的に絡み合って起こる構造的な変化です。そのため、首だけを単独で治療するよりも、フェイスライン・顎との連動設計によって、より自然で若々しい印象を取り戻すことができます。
また、首の縦ジワが気になる方には、ボトックス注射との併用も有効です。広頚筋の緊張を和らげることで、縦ジワの予防とフェイスラインのリフトアップ効果が期待できます。
首が老けて見える理由と構造的背景
首の横ジワ・凹凸は、皮下脂肪の萎縮・下顔面のたるみ・皮膚の薄さが複合的に作用して起こります
首の老化は、顔と同様に骨・脂肪・靭帯・皮膚のすべての層で起こる複合的な変化です。特に首は皮膚が薄く、表情筋の影響を受けやすいため、加齢による変化が顕著に現れやすいエリアです。
首の老化に関与する主な3つの構造変化
| 層 |
加齢による変化 |
首への影響 |
| ① 皮下脂肪 |
首の皮下脂肪が萎縮する |
凹凸・ゴワつき・横ジワの深化 |
| ② 下顔面のたるみ |
フェイスライン・顎がたるむ |
首の皮膚が下方に引っ張られ、横ジワが強調される |
| ③ 皮膚の薄さ |
真皮のコラーゲン・エラスチンが減少 |
ハリ低下・小ジワ・質感の粗さ |
なぜ首の横ジワは「下顔面のたるみ」と連動するのか?
首の横ジワが深くなる最大の原因は、下顔面(フェイスライン・顎)のたるみにあります。顔の下部がたるむことで、首の皮膚が下方向に引っ張られ、横方向にシワが刻まれるという構造的な連鎖が起こるからです。
首と下顔面の連動メカニズム
- 下顎骨・頬の脂肪が萎縮 → フェイスラインがたるむ
- たるんだ皮膚が首の方向へ落ちる
- 首の皮膚が下に引っ張られる
- 横方向の張力が失われ、横ジワが深く刻まれる
そのため、首ヒアルロン酸を単独で行うよりも、フェイスライン・顎のヒアルロン酸を先に整えてから首に進むという順序設計が、最も自然で美しい仕上がりを実現します。
皮膚の薄さ・質感低下が首に与える影響
首の皮膚は顔よりも真皮が薄く、皮脂腺も少ないという構造的特徴があります。そのため、加齢によるコラーゲン・エラスチンの減少が、顔以上に顕著に表れやすくなります。
この変化により、首には次のような老化サインが現れます。
- ハリ・弾力の低下
- ちりめんジワの増加
- 肌表面のゴワつき・凹凸感
- くすみ・透明感の低下
こうした質感の低下に対しては、ヒアルロン酸注入による浅層のボリューム補正が有効です。特に当院で使用しているボライトXCは、首の質感改善に特化した製剤であり、ハリと滑らかさを自然に取り戻すことができます。
📌 首の老化は「顔全体の印象」に直結します
どんなに顔を整えていても、首の横ジワ・凹凸が目立つと、全体の印象年齢が一気に上がってしまいます。逆に、首を整えることで、顔全体が若々しく見える視覚効果が生まれます。
筋肉の影響 — 広頚筋と縦ジワの関係
首の縦ジワは、横ジワとは異なる原因で起こります。縦ジワの主因は、広頚筋(こうけいきん)という首の表面を覆う薄い筋肉の過緊張です。
加齢とともにこの筋肉が強く働くようになると、首に縦方向のラインが浮き出て見えるようになります。この場合、ヒアルロン酸だけでは改善が難しく、ボトックス注射との併用が効果的です。
広頚筋ボトックスを併用することで、以下の相乗効果が期待できます。
- 縦ジワの予防・改善
- フェイスラインのリフトアップ補正
- 下顔面のたるみ予防
首の老化は、単一の原因ではなく複数の構造変化が重なり合って起こる現象です。そのため、首だけを単独で見るのではなく、顔全体の構造・バランスと連動させて設計することが、自然で美しい若返りを実現するための鍵となります。
BiBi式 首ヒアルロン酸設計 — 顔全体と連動させる構造美容
当院の首ヒアルロン酸治療は、首だけを単独で治療するという考え方ではなく、下顔面(フェイスライン・顎)との連動設計を最も重視しています。なぜなら、首の横ジワは単なる皮膚表面の問題ではなく、下顔面のたるみが首に波及して起こる構造的な老化現象だからです。
なぜ「首だけを打たない」のか?
首の横ジワは、下顔面がたるむことで首の皮膚が下方向に引っ張られ、横方向にシワが深く刻まれるという連動メカニズムによって起こります。そのため、首にだけヒアルロン酸を注入しても、原因であるたるみが解決されなければ、効果は限定的になってしまいます。
当院が推奨する治療順序
- ① フェイスライン・顎のヒアルロン酸 → たるみの起点を整える
- ② 首のヒアルロン酸 → 質感・ハリを補正する
この順序で行うことで、顔全体の印象が引き締まり、結果的に首の横ジワも自然に浅く見えるという相乗効果が生まれます。
首専用製剤「ボライトXC」へのこだわり
首は皮膚が薄く、よく動くという特徴があるため、顔に使用する通常のヒアルロン酸では、仕上がりが不自然になったり、凹凸が出やすくなるリスクがあります。
そこで当院では、首の質感改善に特化したジュビダームビスタ ボライトXCを使用しています。
| 特性 |
意味 |
| 非常にやわらかい |
皮膚に自然になじみ、凹凸が出にくい |
| 浅層に均一に広がる |
首全体の質感を滑らかに整える |
| 肌質改善専用設計 |
ハリ・弾力を内側から回復させる |
首のヒアルロン酸は、輪郭を作る治療ではなく、肌質そのものを改善する美肌治療として位置づけられます。そのため、製剤選びが仕上がりを大きく左右します。
注入設計 — 細かく・浅く・均一に
首ヒアルロン酸の注入では、約30か所前後に細かく分散注入する手法を採用しています。標準使用量は約2ccですが、これを一箇所に集中させるのではなく、首全体にチクチクと細かく浅層に注入していきます。
注入設計のポイント
- 注入層:皮膚の非常に浅い層(真皮浅層〜皮下浅層)
- 注入箇所:約30か所前後に分散
- 注入量:1箇所あたり少量ずつ
- 狙い:均一なハリ・滑らかさの回復
浅層に細かく注入することで、首全体の質感が自然に整い、横ジワが目立ちにくくなります。ただし、施術直後は一時的にポコポコとした凹凸が出ることがあります。これは数日〜最大1週間程度で自然になじんでいきますので、その間は首元が隠れる服装でお過ごしいただくことをおすすめしています。
縦ジワ対策 — ボトックス併用の重要性
首の縦ジワは、横ジワとは異なり、広頚筋(こうけいきん)という筋肉の過緊張が原因です。この筋肉は加齢とともに強く働くようになり、首に縦方向のラインが浮き出て見えるようになります。
この場合、ヒアルロン酸だけでは改善が難しく、ボトックスビスタとの併用が効果的です。広頚筋にボトックスを注入することで、以下の効果が期待できます。
- 縦ジワの予防・改善
- フェイスラインのリフトアップ補正
- 下顔面のたるみ予防
当院では、首の横ジワ・縦ジワの両方が気になる方には、ヒアルロン酸 + ボトックスの同時施術をご提案することがあります。
水光注射との併用も有効
首の小ジワ・乾燥・ちりめんジワが気になる方には、水光注射との併用も非常に有効です。役割分担としては以下のようになります。
- ボライト(ヒアルロン酸):構造と質感の改善
- 水光注射:表皮〜真皮の潤い・ハリの回復
この組み合わせにより、首全体の質感が内側から整い、より自然で若々しい印象を取り戻すことができます。
「一度で完成」ではなく、段階的な設計を重視
首は少量ずつ積み重ねる治療設計が、安全で美しい仕上がりを実現します。当院では、初回施術後の状態を見て、1か月後に追加注入を行うという段階的なアプローチも可能です。
📌 院長の設計思想
首は顔と同じくらい年齢が出やすい部位ですが、ケアが後回しにされがちです。しかし、どんなに顔を整えていても、首の横ジワが深いと全体の印象年齢が上がってしまいます。当院では、首を「顔の一部」として捉え、下顔面との連動設計によって、自然で美しい若返りを目指しています。
首ヒアルロン酸は、単独で行うよりも、フェイスライン・顎・ボトックス・水光注射との組み合わせによって、真価を発揮する治療です。顔全体のバランスを見ながら、最適な設計をご提案いたします。
首ヒアルロン酸で使用する製剤の種類と使い分け
首の質感改善に特化した製剤「ジュビダームビスタ ボライトXC」
首のヒアルロン酸治療では、製剤選びが仕上がりを大きく左右します。首は皮膚が薄く、よく動く部位のため、顔に使用する通常のヒアルロン酸では、仕上がりが不自然になったり、凹凸が出やすくなるリスクがあるからです。
首専用製剤「ボライトXC」を選ぶ理由
当院では、首の質感改善に特化したジュビダームビスタ ボライトXCを使用しています。この製剤は、輪郭を作る治療ではなく、肌質そのものを改善する美肌治療に特化して設計されています。
| 製剤名 |
特性 |
首への適性 |
| ボライトXC |
非常にやわらかく、なじみが良い |
◎ 首の質感改善に最適 |
| ボルベラ |
柔らかく、繊細な部位に適する |
△ 涙袋・唇向き |
| ボリフト |
中等度の硬さ、立体感を作る |
× 首には不向き |
| ボリューマ |
硬め、骨格を支える |
× 首には不向き |
ボライトXCの3つの特徴
① 非常にやわらかい
首の皮膚は薄く、よく動くため、硬い製剤では凹凸や不自然な膨らみが出やすくなります。ボライトXCは非常にやわらかいため、皮膚に自然になじみ、凹凸が出にくいという特徴があります。
② 浅層に均一に広がる
首全体の質感を滑らかに整えるには、製剤が均一に広がることが重要です。ボライトXCは浅層に細かく注入することで、首全体のハリと滑らかさを自然に回復させます。
③ 肌質改善専用設計
ボライトXCは、輪郭を作る治療ではなく、ハリ・弾力を内側から回復させる美肌治療に特化して開発されています。そのため、首の横ジワ・凹凸・質感低下に対して、非常に高い改善効果が期待できます。
標準使用量と注入方法
- 標準使用量:約2cc
- 注入箇所:約30か所前後に分散
- 注入層:皮膚の非常に浅い層(真皮浅層〜皮下浅層)
- 注入方法:細かく・浅く・均一にチクチクと注入
この注入設計により、首全体の質感が自然に整い、横ジワが目立ちにくくなります。ただし、施術直後は一時的にポコポコとした凹凸が出ることがありますが、これは数日〜最大1週間程度で自然になじんでいきます。
なぜ他の製剤では不向きなのか?
首に硬めのヒアルロン酸(ボリューマやボリフトなど)を使用すると、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
- 不自然な膨らみ・凹凸
- 横に広がってしまい、質感が悪化
- しこりのような触感が出る
- 表情や動きに追従せず、違和感が残る
首は顔以上に繊細な製剤選びが求められる部位です。そのため、当院では首専用に設計されたボライトXCのみを使用し、安全性と仕上がりの自然さを最優先しています。
📌 製剤選びは「部位の特性」で決まります
ヒアルロン酸は「高ければ良い」「硬ければ良い」というものではありません。部位の特性・目的・動きに応じて、最適な製剤を選ぶことが、自然で美しい仕上がりを実現するための鍵となります。
首ヒアルロン酸のダウンタイム・リスク・安全性
首ヒアルロン酸は安全性の高い治療ですが、ダウンタイムと注意点を事前に理解しておくことが大切です
首ヒアルロン酸は、安全性の高い治療ですが、ゼロリスクではありません。施術前にダウンタイム・リスク・安全管理体制を正しく理解しておくことが、安心して治療を受けるための第一歩です。
ダウンタイムについて
首ヒアルロン酸は、皮膚の非常に浅い層に約30か所前後の細かい注入を行うため、施術直後は一時的な凹凸・腫れ・内出血が出ることがあります。
| 症状 |
持続期間 |
対処法 |
| ポコポコとした凹凸 |
数日〜最大1週間程度 |
自然になじむのを待つ(首元が隠れる服装推奨) |
| 腫れ・赤み |
当日〜数日 |
冷却・安静 |
| 内出血 |
1〜2週間程度 |
圧迫・冷却・コンシーラーでカバー可能 |
| 軽い痛み |
当日〜数日 |
鎮痛剤の使用可能 |
ダウンタイムを最小限にするためのポイント
- 施術前後の飲酒を控える(血行促進により内出血リスクが高まる)
- 施術後24時間は激しい運動・入浴を避ける
- 首元が隠れる服装で過ごす(特に施術後1週間)
- 予定がある場合は、施術から1〜2週間の余裕を持つ
主なリスクと対策
首ヒアルロン酸は、重篤な血管塞栓リスクは比較的低い部位ですが、以下のようなリスクがゼロではありません。
① 内出血
首は注入点が多いため、内出血は起こりやすい部位です。特に血管が浅い部分では、針が血管に触れることで出血することがあります。
対策
- 施術後はしっかり圧迫・冷却
- 施術前後の飲酒を控える
- 血液をサラサラにする薬・サプリメントは事前に医師に相談
② しこり・凹凸
注入層が深すぎたり、製剤が均一に広がらなかった場合、しこりや凹凸が残ることがあります。
対策
- 適切な層(浅層)への注入
- 注入後のマッサージ・なじませ
- 必要に応じて溶解剤(ヒアルロニダーゼ)で修正
③ アレルギー反応
ヒアルロン酸は体内に元々存在する成分のため、アレルギーは極めて稀ですが、ゼロではありません。
対策
- 過去にヒアルロン酸でアレルギーが出た方は事前に申告
- 異常を感じた場合は速やかにクリニックに連絡
④ 血管塞栓(極めて稀)
ヒアルロン酸が血管内に入り込み、血流を阻害するリスクです。首は比較的リスクが低い部位ですが、ゼロではありません。
対策
- 浅い層のみを使った安全設計
- 逆血確認・注入スピードの管理
- 万が一に備えた溶解剤(ヒアルロニダーゼ)の常備
当院の安全管理体制
BiBiクリニックの安全への取り組み
- 解剖学的知識に基づいた注入設計 — 血管・神経の走行を十分に把握した医師が担当
- 浅層のみを使った安全注入 — 深い層に入れず、リスクを最小限に
- 溶解剤(ヒアルロニダーゼ)の常備 — 万が一の際は即日対応可能
- 丁寧なカウンセリング — リスクを隠さず、納得いただいた上で施術
- アフターフォロー体制 — 施術後の不安・異常にも迅速に対応
禁忌事項(施術を受けられない方)
以下に該当する方は、首ヒアルロン酸注入を受けられない場合があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 重度のアレルギー体質の方
- 注入部位に感染症・炎症がある方
- ケロイド体質の方
- 自己免疫疾患をお持ちの方
- 血液をサラサラにする薬を服用中の方(事前に医師に相談)
持続期間とメンテナンスの考え方
首ヒアルロン酸の持続期間は約9か月が目安です。顔の他の部位に比べてやや短めですが、これは首がよく動く部位であること、使用している製剤がやわらかいことが影響しています。
メンテナンスのタイミング
- 初回施術後、1か月後に状態を確認し、追加注入を検討
- 効果が薄れてきたと感じたタイミングで再施術
- 少量ずつ積み重ねる設計が、安全で美しい仕上がりを実現
📌 安全に配慮した上で、どこまでやるかを必ず説明します
当院では、リスクを隠さず、正直にお伝えした上で、患者様ご自身が納得して選択できるカウンセリングを大切にしています。不安なこと・分からないことは、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。