BiBi式 こめかみヒアルロン酸設計
支点を作り、顔全体を引き上げる構造治療
当院では、こめかみを「顔の柱」として再建する構造治療と位置づけています。単にボリュームを補うのではなく、どの層に・どの製剤で・どのように支点を作るかを緻密に設計することで、自然なリフトアップと長期的な安定性を実現します。
こめかみは「顔の柱」—なぜここが重要なのか
こめかみは、顔全体を支える縦の柱の役割を担っています。ここが萎縮すると、目元・頬・フェイスラインまで連鎖的にたるみが進行します。逆に言えば、こめかみを支点として再構築することで、顔全体が引き上がる視覚効果が得られるのです。
層別設計—骨膜上と皮下脂肪層の使い分け
こめかみは、注入する層によって仕上がりが大きく変わる繊細な部位です。当院では以下の2層を明確に使い分けています。
① 骨膜上—支点を作る層
使用製剤:ボリューマ
骨の直上に「山なりの支点」を形成し、顔全体を引き上げる土台を作ります。標準量は左右それぞれ0.5ccで、リフトアップの起点となる重要な設計です。
② 皮下脂肪層—自然になじませる層
使用製剤:ボルベラ
頬骨寄りの萎縮部を自然に補い、凹凸やボコつきを防ぎます。約1ccをカニューレ(先端が丸い針)で広く均一に注入し、不自然な膨らみを避ける設計を行います。
⚠️ 失敗例から学ぶ—なぜ層を間違えてはいけないのか
もしも頬骨寄りの浅い層にボリューマ(硬い製剤)を入れてしまうと、後から膨らんでボコつく原因になります。こめかみは層を間違えると一気に不自然になる部位であり、製剤選択と注入層の見極めが結果を大きく左右します。
血管リスク管理—側頭動脈への配慮
こめかみには浅側頭動脈という重要な血管が走っています。当院では以下の安全対策を徹底しています。
- 触診による血管走行の事前確認
- 逆血確認(注射器を引いて血管内注入を防ぐ)
- 適切な層での注入
- カニューレの使用(血管損傷リスクを低減)
モールディング—仕上がりを整える最終調整
注入直後に、医師が手で丁寧にヒアルロン酸をなじませる「モールディング」を必ず行います。これにより、左右差・ボコつき・不自然な膨らみを整え、なめらかで自然な立体感を作り出します。
額・目の下・頬との連動設計
こめかみは単独でも効果的ですが、額・目の下・頬と同時に設計することで、顔全体の調和と持続性が格段に向上します。特に額が凹んでいる状態でこめかみだけを膨らませると、バランスが崩れて不自然になるため、必ず全体の構造を評価してからプランを決定します。
BiBiクリニックのこめかみヒアルロン酸は、「その場だけの仕上がり」ではなく、「5年後も自然な顔」を目指した設計です。単なるボリューム注入ではなく、骨格・支点・バランスすべてを計算した構造美容医療として、責任を持ってご提供しています。