BiBi式 ボトックス設計(考え方・注入設計思想)
ボトックスは「止める治療」ではなく「整える治療」
BiBiクリニックでは、ボトックスを単に動きを止める注射とは考えていません。
表情・輪郭・筋肉の使い方を観察し、過剰な力だけをコントロールすることで、
表情ジワや筋肉の肥大の改善と機能保持(自然な笑顔・動き)の両立を目指します。
部位ごとに「目的」が違うから、設計が必要
ボトックスは同じ薬剤でも、部位によって求めるゴールがまったく異なります。
当院では、部位ごとの役割(表情・輪郭・張り・発汗など)を整理したうえで、注入設計を行います。
① 表情筋ボトックス(額・眉間・目尻・あご・口元など)
目的はしわの軽減と表情の自然さの両立です。
効かせすぎると、重たいまぶたや不自然な無表情につながるため、
初回は控えめ設計を基本とし、2週間後の状態を見て微調整します。
特に、人中・口角・タレ目・ガミーボトックスなどの微調整は、
発音・食事・笑顔に直結するため、少量・分散・ミリ単位の設計が重要です。
口元は単体で見ず、口角・人中・あご・頬のバランスまで含めて整えます。
② 咬筋(エラ)ボトックス
エラボトックスは「小顔目的」だけでなく、
食いしばり・歯ぎしりの改善も重要な目的です。
咬筋の厚み・左右差・骨格を見極め、
細くしすぎない量設計でフェイスラインとの調和を重視します。
③ 肩・首ボトックス
肩ボトックスの目的は、単なる筋力低下ではなく、
慢性的な緊張の緩和とシルエットの改善です。
僧帽筋の張り方・首の長さ・姿勢を確認し、
日常動作に支障が出ない範囲で設計します。
④ 多汗症ボトックス(脇ボトックス)
多汗症治療では、汗腺の分布と範囲設計が重要です。
効かせすぎによる代償性発汗を避けるため、
注入ポイントと量を分散させ、必要十分な抑制を目指します。
⑤ ふくらはぎボトックス(筋肉の張りによるシルエット調整)
目的は、筋肉の張りによって生じる外側の盛り上がりをなめらかに整えることです。
当院では、歩き方の癖・筋肉の使い方・左右差を確認し、
日常の歩行や立ち姿に支障が出ない範囲で量と範囲を設計します。
⑥ 太ももボトックス(筋肉バランスの調整)
太ももは部位によって筋肉の役割が異なり、効かせ方を誤ると動きの違和感につながります。
当院では、張りの原因(筋肉優位か/脂肪やむくみ要素か)を見極めたうえで、
必要な範囲に過不足なくコントロールする設計を行います。
⑦ 二の腕ボトックス(張りの緩和とライン設計)
二の腕は日常動作で頻繁に使うため、単に弱めるのではなく、
ラインの見え方と機能性のバランスが大切です。
肩〜上腕のライン、筋肉の張り、左右差を確認し、
効かせすぎを避ける慎重な設計で行います。
左右差は「癖」と「筋肉量」から読み解く
人の筋肉は左右対称ではありません。
当院では、表情・噛み癖・姿勢まで確認し、
左右で注入量を変える精密調整を行います。
ボトックス単独で考えない、全体設計
ボトックスは単体で完結する治療ではありません。
フェイスライン・骨格・ボリュームとの関係を踏まえ、
必要に応じてヒアルロン酸や他治療との組み合わせも含めて、
無理のない治療計画をご提案します。