こんなお悩みの方におすすめ
- 「全顔にヒアルロン酸を入れたいけど、何本必要なのか見当もつかない」と迷っている
- 40代に差しかかり、たるみやほうれい線・頬こけが気になってきた
- 自己判断で本数を決めるリスクを知り、5年後・10年後を見据えた治療を選びたい
「全顔にヒアルロン酸を入れるとしたら、何本くらい必要ですか?」——カウンセリングでいちばん多くいただく質問のひとつです。ネットで調べると「3〜5本」「8本以上」などさまざまな情報が出てきて、余計に迷ってしまいますよね。
この記事では、本数が一概に言えない理由、自己判断が危険な背景、そして当院が重視する「バランス設計」の考え方を、できるだけわかりやすくお伝えします。読み終わったとき、「何本か」よりも「どう設計するか」の方がずっと大切だと感じていただけると思いますよ。
「ヒアルロン酸 全顔 何本?」という質問に、医師が一概に答えられない理由
インターネットで「ヒアルロン酸 全顔 何本」と検索すると、具体的な数字が並ぶ記事が上位に出てきます。でも正直に言うと、初診で骨格・脂肪・皮膚の状態を診る前に本数を断言するのは、医師としてできないんです。その理由をお話ししますね。
顔の「構造」は一人ひとり全く違う
ヒアルロン酸の本数は、顔の立体構造によって大きく変わります。たとえば、同じ40代の方でも、頬骨が高く中顔面の凹みが少ない方と、骨格的に頬が平坦で脂肪の萎縮も進んでいる方では、必要な量も部位も別物です。
加齢に伴う変化は「骨の吸収」「脂肪コンパートメントの下垂と萎縮」「皮膚の弾力低下」が同時進行しています。これらをひとつの数字で括るのは、そもそも無理があります。ちょうど、靴のサイズを見ないで「だいたい25cmで大丈夫です」と言うようなもので、合う人もいれば合わない人もいますよね。
だからこそ当院では、まず顔全体の構造を診てから、部位ごとに「今日入れるべき場所」「次回以降に残す場所」を丁寧に分けて設計しています。
「たるみ」の原因を見誤ると、本数を増やすほど悪化する
40代のたるみは、「皮膚が伸びた」だけではありません。深部では骨が痩せ、その上の脂肪が重力で落ちることで、皮膚が余った状態になっています。この「支える土台の萎縮」を無視して表面だけを埋めても、見た目は改善しないどころか不自然になることがあるんです。
特に法令線は「溝」ではなく「影」です。上(頬)のたるみが強い場合、法令線の溝だけを埋めても段差は残ります。たるみが強い方に法令線だけ何本もヒアルロン酸を入れると、バランスが崩れて不自然な仕上がりになることも少なくありません。
ヒアルロン酸は「溝を埋める治療」ではなく、骨・脂肪・靭帯・影の構造を整える治療です。その前提があってはじめて、適切な本数が決まります。
構造から設計する考え方
- 骨・脂肪の萎縮を把握してから注入部位を決める
- 少量×複数部位で全体バランスを整える
- 後から足すのは安全・簡単
- たるみの原因(支える土台)にアプローチ
本数先行の考え方のリスク
- 構造を無視して表面だけ埋めがちになる
- 1部位に入れすぎて不自然になりやすい
- 入れすぎを溶かすには痛みとコストが発生
- 法令線だけ消してもたるみが残るケースがある
何ccか・何本か、より「どこに・どう設計するか」
当院のカウンセリングでよく使う言葉があります。「後から足すのは簡単で安全。でも入れすぎを溶かすのは、痛みもコストも伴います」。だから最初の設計は、少量から始めるのが最も合理的なんです。
何ccか・何本かという数字は、骨格・脂肪・たるみの程度・希望する仕上がりの方向性、すべてを診た後でないと提示できません。ネットで見かける「全顔○本」という情報は、あくまで参考値として読んでいただければと思います。
BiBi式 若返りカスタムヒアルとは——「本数を決める前に、なりたい方向を決める」
当院の「BiBi式 若返りカスタムヒアル」が最も重視しているのは、治療内容を決める前に「その人にとっての100点を言語化すること」です。本数を先に決めるアプローチとは、根本的に発想が違います。
「なりたい印象」を先に決めてから、設計を逆算する
カウンセリングでは最初に「どんな印象になりたいですか?」を丁寧にお聞きします。「疲れて見えるのをなんとかしたい」「自然に若々しくなりたい」「バレない範囲で整えたい」——目指す方向は人それぞれです。
精神科医として培った傾聴力と、累計注入6,500件の経験を活かし、主訴となりたい方向をヒアリングしてから、その方にとっての100点を一緒に言語化します。そこから逆算して「今日入れる部位」と「次回以降に残す部位」を設計するのが、BiBi式のカスタマイズです。
「足し算ではなくバランス設計」という言葉をよく使いますが、少量を複数部位に入れて全体を整える方が、1部位に集中して入れるより自然な仕上がりになります。これが「やった感ゼロ」で若々しく見える秘密でもあります。
30代・40代以降の「構造改善」アプローチ
BiBi式 若返りカスタムヒアルでは、30代・40代以降の方に特に「構造改善」という視点を大切にしています。たるみ・法令線・目元の疲れ・フェイスラインの崩れ——これらは別々の悩みに見えて、実は同じ原因から来ているんです。
骨と脂肪の萎縮によって顔の土台が痩せると、その上の皮膚が重力で落ちてきます。法令線もゴルゴラインも、上の組織が下がってできた「影」です。だから中顔面・こめかみ・頬の構造を補填することで、複数の悩みがまとめて改善することがあります。
使用する製剤も部位によって変えています。骨・脂肪萎縮の補填には硬さのあるボリューマ、涙袋や細かい部位にはやわらかいボルベラ、質感改善や首にはボライトと、製剤の特性を活かした組み合わせで設計しています。ボトックスと組み合わせることで、ヒアルロン酸の持ちと形も向上しますよ。
5年後・10年後を見据えた治療を選びたいという方に、このアプローチは特に合っていると感じています。
「自分の100点」を見つけるカウンセリング設計
BiBi式のカウンセリングは5つのステップで進みます。お悩みのヒアリング → ジュビダームビスタ® 認定医による診察 → 100点の定義(最重要)→ 本日と次回の設計 → 予算に合わせた提案、という流れです。「100点の定義」のステップが最も重要で、ここをすっ飛ばして治療内容だけ決めることはしません。
大阪・心斎橋という土地柄、審美眼が高く「自然にきれいになりたい」というご要望が多いです。無理のない範囲でご納得いただいた治療範囲から始め、次回以降に積み上げていくスタイルが、結果的に長くお付き合いいただける理由だと思っています。
ヒアルロン酸の「入れすぎ」「デザインのミスマッチ」など、カスタムヒアルロン酸でよくある失敗と回避策については、こちらの記事で詳しくまとめています。
カスタムヒアルロン酸 失敗しないために知っておきたいこと
BiBiクリニックでの治療の流れと、本数・料金の考え方
「実際に受けるとしたら、どんな流れになるの?」という疑問にお答えします。治療の流れをご理解いただくと、カウンセリングで伝えたいことが整理されやすくなりますよ。
カウンセリングから施術完了までの5ステップ
お悩み・ご希望のヒアリング
「疲れて見える」「ほうれい線が気になる」「フェイスラインが崩れてきた」など、気になる部位や理想のイメージを率直にお聞かせください。医師が傾聴しながら、主訴の背景にある構造的な問題も一緒に整理していきます。
認定医による診察と構造把握
ジュビダームビスタ® 認定医が、骨格・脂肪・皮膚弾力・たるみの程度を診察します。正面・斜め・横顔それぞれで立体的に確認することで、「どこが土台になっているか」「どこが落ちているか」を把握します。
「100点の定義」を一緒に言語化する(最重要)
なりたい方向(自然に若々しく / 印象を整えたい / バレないようにしたい 等)を言語化します。この定義があるから、本日の治療優先順位と次回以降の設計が決まります。ここを飛ばすと「何本入れたら良いか」という議論になってしまうので、最も時間をかけるステップです。
本日/次回の治療設計と部位の確定
今日できることと次回以降に残すことを分けて、優先順位を一緒に決めます。少量から始めて次回調整するのが最も安全なため、初回はコアとなる部位に絞るご提案が多いです。部位・製剤・設計内容はすべてご説明した上で進めます。
施術・アフターケアのご案内
ダウンタイムは個人差がありますが、腫れ・内出血が数日〜1週間程度出ることがあります。施術後のケア方法と、気になる症状が出たときの連絡先をお伝えします。1〜2週間後に仕上がりを確認し、微調整が必要な場合はご相談ください。
本数・料金が「施術ページの数字」と異なる場合がある理由
料金ページや施術ページに「1本 ○○円〜」という記載があっても、実際の総額は診察後でないと確定しません。部位の数・製剤の種類・ボトックスとの併用有無によって変わるからです。
「思ったより高かった」という体験を防ぐために、カウンセリングでは必ず予算のヒアリングをしています。ご予算の上限をお伝えいただければ、その範囲でできる設計をご提案します。無理に全部位を一度にやる必要はなく、優先度の高い部位から段階的に進めることも十分な選択肢ですよ。
副作用・注意点を正直にお伝えします
腫れ・内出血
注入後1〜7日程度、注入部位が腫れたり内出血が出る場合があります。特に目元・唇は腫れやすい部位です。ダウンタイムを考慮した上でスケジュールを組むことをおすすめします。
左右差・デザインのズレ
顔はもともと左右非対称です。注入後の仕上がりもわずかに差が出ることがあります。1〜2週間後の確認タイミングで調整をご相談ください。
血管閉塞(まれ・重篤)
まれに注入したヒアルロン酸が血管を圧迫・閉塞するリスクがあります。当院では解剖学的知識に基づく安全な注入技術と、万が一の際のヒアルロニダーゼ(溶解剤)を常備して対応しています。
持続期間と個人差
ヒアルロン酸の持続期間は部位・製剤・代謝によって個人差があります。一般的に6〜24ヶ月程度とされますが、これは目安であり、効果を保証するものではありません。
料金の詳しい考え方や、部位別の費用感については下記の記事もあわせてご覧ください。
BiBiクリニックのカスタムヒアルロン酸 料金の考え方
50代女性の症例
| 施術内容 | ヒアルロン酸注入術 |
|---|---|
| リスク・副作用 | 内出血、腫れ、痛み、左右差、感染、アレルギー反応、塞栓など |
| 価格 | ボリューマ1本+ボライト2本 モニター料金: ¥121,200 / 通常料金: ¥151,200 ※2026年5月時点 |
| 回数 | 1回 |
| 施術時間 | 約10分から30分 |
よくあるご質問
カウンセリングやお問い合わせでよくいただく疑問を5つまとめました。「聞きにくかった」という点もここで解消できれば嬉しいです。
Q1. 全顔にヒアルロン酸を入れる場合、何本が目安ですか?
A. 必要な本数は、骨格・脂肪の状態・たるみの程度・ご希望の仕上がりによって異なるため、診察前に具体的な本数をお答えすることは医師として難しい立場です。カウンセリングで顔全体の構造を確認した上で、部位・製剤・優先順位を一緒に決めていきます。「少量から始めて次回調整」が最も安全で合理的な進め方です。
Q2. 40代のたるみにヒアルロン酸は効果がありますか?
A. 40代のたるみは「骨と脂肪の萎縮」が主な原因のひとつです。中顔面・こめかみ・頬などの「土台」となる部位にボリューマ等の製剤で補填することで、ヒアルロン酸はたるみの構造改善に有効なアプローチとなりえます。ただし効果には個人差があり、たるみの程度によってはボトックスや他の治療との組み合わせを検討することも多いです。診察で適切な選択肢をご提案します。
Q3. ダウンタイムはどれくらいかかりますか?
A. 腫れや内出血は個人差がありますが、一般的に数日〜1週間程度です。複数部位に入れる場合は、特に目元・唇で腫れが出やすい傾向があります。大切なご予定の直前は避けてスケジュールを組まれることをおすすめしています。施術後のダウンタイム中のケア方法は施術時に詳しくご案内しますね。
Q4. 一度に全顔やらず、部位を分けて受けることはできますか?
A. まったく問題ありません。むしろ初回は優先度の高い部位だけ行い、1〜2ヶ月後に仕上がりを確認してから次の部位を追加する流れの方が、自然で安全な仕上がりになることが多いです。5年後・10年後を見据えた治療として、段階的に積み上げていくスタイルは当院でも積極的にご提案しています。
Q5. カウンセリングだけで来院しても大丈夫ですか?当日施術しなくてもいいですか?
A. もちろん大丈夫です。カウンセリングでお悩みや理想をお聞きし、診察・設計の提案までで終わることも多いです。「まず話を聞いてみたい」「本当に自分に必要か確認したい」という段階でも、ぜひご来院ください。施術を無理にすすめることはありません。



